私の実家は田舎の一軒家なので
割と大きな日本家屋です。 庭もまあまあ広く築山もあり、 庭木も沢山植えてあります。 母がケアハウスに入居した今改めて見直すと 齢90にしてたった一人でこの家を守るのは どれほど大変だった事かと思います。 家の中の掃除が行き届いていない事、 様々な趣味の道具があちこちにある事など さんざん責めて来ましたが、恐らく身体が 気持ちに付いて行かなかったのでしょうね。 出来る事は草むしりくらい。 痛い膝に負担を掛けながら朝から晩まで 毎日毎日手入れをした庭は 老人が一人で暮らす家には見えません。 良く守って来てくれたなぁ。 家の中もちょっとした使い勝手の良い工夫や 趣味の良い額や置物に母の思いを感じます。 でももうこの家に母が帰る事はないかも知れない。 そう思うと残念で切なくなります。 ずっと感傷的。 母はまだ私の事も十分分かるし元気です。 本当に悲しむのは母が他界してからでいい。 なのに泣きそうになるのは なぜなのでしょうね。 母にこの画像を見せたら「綺麗だなぁ」と嬉しそうでした。
帰りたいとは一言も言わないけれど 本心はどうなのでしょう。
by otomeyuria
| 2018-08-17 13:29
| 母の事
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