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あおたに10のひとり言日記


硬軟取り混ぜ一貫性もなく日々ふと思った事などを書いていきます。
by otomeyuria
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重粒子線治療やら予防的切除やら

アンジェリーナ・ジョリーの乳房切除の衝撃的ニュースから
ばたばたと遺伝子検査、予防的乳房切除が肯定的に報道され始めました。

87%の乳がん発症率を知って心穏やかに日々を過ごすのも
なかなかできない事かも知れません。
お母さんの乳がん、卵巣がんの闘病から死にいたるまでの様子を
目の当たりにして来たから、自分の子供達を悲しませる事はできないと
決意したのでしょう。

がんがどれくらいの発症率なのかを知ると言う事は
そこから先にどのような選択をするかを決めておくと言う事。
なんとなく流行のように「検査やっといてもいいかな」などと
考え始める人もいるんじゃないかと、余計な心配。
費用は高額なのでそう簡単には踏み切れないかも知れませんが。

ではもしも検査費用が保険適用になったら?
がんの発症率が高いと分ったら乳房切除を決められるでしょうか。
‥難しいですね。
アンジーのようにすぐにシリコンインプラントで美しく再建できたとしても
乳腺切除後の胸の感覚は長い間なくなりますし。
個人の価値観、考え方が大きく影響する決断でしょう。

でも、聖路加病院ではすでに倫理委員会にかけて
予防的切除を行ったと言う事ですし
癌研有明病院でも倫理委員会を立ち上げた(る?)と言う事。
それだけ患者側からの希望があると言う事なのでしょうか?

乳がんの重粒子線治療を試験的に始めると言うニュースがここ2、3日
大きく取り上げられています。
今の所臨床試験的なものなので条件があり、
 ・60歳以上
 ・がんの大きさが2センチ以下
 ・リンパ節への転移がない事
を満たした20名で行われるようです。

4日間の入院で外科的治療がないのは身体の負担が少ない。
理想的な治療のように思えます。
でも、私のように広く石灰化があった場合はどうなのでしょう?
いつまでもがんである事が確定できず、
結局切除生検になってしまうような場合は
重粒子線治療の条件には当てはまらないのでしょうね。

費用はどうなんだろう。
今の所「先進医療」で高額なのだろうと思います。
じゃ、先進医療保険に入っていればいいのかな?
まだまだはっきりした答えが出る時期ではなさそうですね。

アンジーの事があって「乳がん」が語られる機会が増えたと思います。
関心を持って、きちんと検診を受ける人が増えるといいな、と思います。
まずそこから、ですもんね。

6月の乳癌学会ではこのような話題も出るのでしょうか。
主治医に聞いてみようかな。

by otomeyuria | 2013-05-21 19:13 | あれこれ | Trackback | Comments(0)
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